子連れ再婚をしたとき、地味に悩むことがある。
「学校の先生に、家庭のことをどこまで話すべきか」
継父である自分が学校行事に顔を出していいのか。担任の先生に説明が必要なのか。何を、いつ、どこまで話せばいいのか。
答えを教えてくれる人は、なかなかいない。
今日は、うちがどうしたかを書く。
結論から言うと、自分からは話さなかった
うちは担任の先生に対して、こちらから「実はステップファミリーで……」という話をしたことはない。
再婚したこと、継父であること、苗字が違う子どもたちがいること。そういった話を、自分から切り出したことは一度もない。
先生の方から聞かれたこともほとんどなかった。
おそらく先生たちも、踏み込んでいいのかどうか迷っているんだと思う。「タブーなのかな」と思って、あえて聞かないようにしているのかもしれない。
ただ、小学校の途中から俺が行事に顔を出し始めたことで、薄々気づいていたとは思う。
先生は意外と、ちゃんとわかってくれている
学校の先生というのは、子どもの話をよく聞いている。
子どもは、家での出来事を学校でよくしゃべる。「お父さんがこんなこと言ってた」「家でこんなことがあった」という話が、自然と先生の耳に入っていることが多い。
うちの子どもたちが学校でどんな話をしているかは分からないが、「家庭の話が広まって気まずくなった」ということは一度もなかった。
先生たちは、家庭事情についてある程度把握しながらも、自然に接してくれていた。
こちらから説明しなくても、子どもの日常会話の中で伝わっていることがある。そう感じた。
初めて行事に顔を出したとき、正直緊張した
継父として初めて学校行事に参加したとき、緊張しなかったかと言えば嘘になる。
妻にはママ友の付き合いがある。その輪の中に、見知らぬ男として入っていくわけだ。
「噂話をされるんかな」とか「変な目で見られるんかな」とか、正直頭をよぎった。
でも実際は、みんな自然に接してくれた。妻の周りにいるお母さんたちは、そういう詮索をするような人がいなかった。
「普通に父親として来た人」として受け入れてもらえた感覚があった。
子どもたちも嫌がることなく、むしろ来てくれたことを喜んでいた。
あの最初の緊張を乗り越えたら、あとは何でもなかった。
「聞かれたら答える」スタンスがちょうどいい
うちが行き着いたスタンスはこうだ。
聞かれたことだけ、正直に答える。
先生から「苗字が違うのですが……」と聞かれたら「再婚しているので」と話す。「お父さんはいつ頃からご一緒に?」と聞かれたら、現状をそのまま話す。
隠す必要もないし、わざわざ説明しに行く必要もない。
聞かれたことに正直に答えていれば、それが自然体になる。変に隠そうとする方が、後々ぎこちなくなる。
「話したところで何も変わらない」というのが本音ではあるが、「話した方がその後やりやすくなる」というのも事実だ。
先生との信頼関係という意味でも、聞かれたときに正直に話しておく方が、長い目で見てプラスになると思っている。
「話すべきか」より「どう関わるか」の方が大事
学校の先生に家庭のことを話すかどうか。
これは正直、どちらでもいいと思っている。
それよりも大事なのは、学校行事に顔を出すこと、子どもの学校生活に関心を持ち続けることだと思う。
先生たちは、親がどんな関わり方をしているかをよく見ている。行事に来る、参観日に来る、連絡帳にちゃんと返事を書く。そういった積み重ねの方が、言葉で説明するより伝わることがある。
「この家庭はちゃんと子どもに向き合っている」と思ってもらえれば、それで十分だ。
まとめ
- うちは自分から担任に話したことはない。聞かれたことだけ正直に答えるスタンス
- 先生は子どもの日常会話からある程度の家庭事情を把握してくれている
- 行事に顔を出し始めれば、自然と「父親として認識」してもらえる
- 最初は緊張したが、周りは思ったより普通に接してくれた
- 「話すか話さないか」より「学校生活にどれだけ関わるか」の方がずっと大事
ステップファミリーだからといって、特別に何かを説明しなければいけないわけじゃない。
普通の父親として、普通に関わっていればいい。それだけで、ちゃんと伝わるものがある。


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